高血圧が手術に影響するのはナゼ? 術後の合併症も紹介

高血圧 合併症

高血圧患者は正常な患者よりも手術による刺激やストレスや交感神経が緊張することで心拍数が増えますので、血管抵抗が高くなることで血圧が更に上昇しやすくなります。

食生活や生活習慣で予防が出来ますので、血圧が少し高いと気になる方は少し意識してコントロールしていきましょう。

ここでは、高血圧が手術に影響する理由や術後の合併症についてご紹介します。

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高血圧が手術に影響するのはナゼ?

高血圧 手術

高血圧が手術に影響するのは、高血圧症の患者の場合 全身に動脈硬化症を伴っていますので、手術中や術後に【心筋虚血】や【脳血管障害】が発生しやすい状態にあるからです。そのため、術中に心筋虚血の発症率が高くなります。

また、高血圧患者は脳血流の自己調整機能が低下し高い血圧の状態が常態化していますので、血圧低下による脳虚血が発生しやすい状態にあります。正常な患者よりも、麻酔薬や出血によって血圧低下を起こしやすい状態にありますので、更に可能性が高まります。

術後に血圧の変化が起こる3つの理由とは?

術後の血圧

術後に血圧の変化が起こるのには3つの理由があります。それぞれ紹介していきましょう。

①手術中に使用する麻酔の影響
麻酔薬には血管を拡張する作用があります。血管を拡張するということは血流が良くなり、血圧は低下します。そうすると高血圧の人の場合、普通の人に比べて高低差が大きくなってしまいます。

高低差が大きくなることで血圧の変動が激しくなり血流不全の状態に陥りやすい為、術後に脳梗塞や心筋梗塞になる可能性が普通の人に比べて高くなるようです。

②手術中のあらゆる刺激の影響
手術をするということは体にメスを入れることになり、刺激が加わります。この刺激により交感神経が影響を受け、心拍数・血圧の上昇または下降に繋がります。

また、術後は誰しもが痛みを感じますが、その痛みによっても交感神経が刺激され血圧の上昇・下降に繋がります。高血圧の方は少なからず動脈硬化を起こしているので普通の人に比べると血圧の変動が起きやすくなるようです。

③手術で受けるストレス
手術は誰もが緊張し、ストレスを感じるものです。術中だけでなく、前後でも食事や運動の制限などのストレスを受けます。このストレスが血圧を上げる要因になります。また、術後の体調も不安定なので血圧の変動も起きやすくなります。

このように高血圧の方には普通の血圧の人に比べてさまざまな影響を受けやすいということが分かりました。血圧が正常の方に比べるとリスクが高くなってしまいます。

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高血圧患者の術後の合併症は?

高血圧 合併症

高血圧患者が術後に起こしやすい合併症は、血圧上昇です。血圧が上昇することで、心臓の酸素消費量が増えるますので【心筋虚血】を起こしやすい状態になります。

また、異常高血圧によって【脳出血】や【くも膜下出血】などの頭蓋内出血や、心臓が血圧の上昇に耐えられずに起こる心不全などの合併症を起こす可能性が高まります。

高血圧の患者

高血圧の患者は正常な患者よりも血圧の下げ幅が大きくなります。

術後麻酔が切れることで血圧低下作用がなくなり血圧が急上昇し、血圧が激しく変動することで 臓器に血液が行き渡らなくなるため、動脈硬化も起こしやすくなりますので、血液の流れが悪くなって血管が詰まったり血管が破裂して出血したりします。

脳や心臓の血管が動脈硬化になると、脳梗塞や心筋梗塞などの臓器傷害を起こす可能性が高まりますので注意してくださいね。

手術で高血圧を治せるの?

高血圧の治し方

高血圧の原因は運動不足や塩分の摂りすぎなどの生活習慣です。ですので生活習慣や食事を見直すことである程度は改善出来ると言われています。ですが、ホルモン分泌の異常が原因で高血圧を患っている場合は別の治療法を受ける必要が出てきます。

中でも重度の高血圧の場合、保険適用外になってしまいますが手術を受けることも可能です。手術は主にカテーテル手術になります。現状、副作用の症例もないとのこと。気になる方は一度病院で相談してみてもいいかもしれませんね。

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